「ドキュメンテーション研修」
〜保育者の学びの契機になる記録を〜
最近は「ドキュメンテーション」という言葉で親しまれつつありますが、保育の記録を有意義に残すことは保育にとって重要な事です。
これらの記録は、保育者、保護者、子どもたち、そして地域の人など訪問者に保育についてよく理解して頂く一助になります。
このドキュメンテーションは一日の日記ではなく、子どもの学びやその背景、過程について述べられているものです。
簡単に言ってしまえば、子どもが「ただ、にこにこ笑っている」や「カメラを向いてポーズをとっている」「遊んでいる」というのではないその場、その時ならではのものです。
保育者の視点としても、「仲良く遊びました」や「雨にも負けず走り回りました」「全部食べて、偉かったです」という感想ではなく、子どもが何を学んでいるのかについて焦点を当てて書いていきたいものです。
写真のとり方や、
写真をとりつつの保育。
まとめ方や、文章の付け方。
そもそも、何に着目をするか。
など、記録をつけていくコツなどを研修いたします。
保護者会や日々の保護者との情報交換にも役に立ちます。
保育室に掲示すると乳児から興味を持って見ています。
少し大きくなると、子どもたち自身が振り返りの材料に使ったり
次回の活動に活かしたりしていくようになります。