研 修 例

 

「共同体とは何か?」

についての研修を行いました

 

保育とは離れて様々な共同体がある中で、保育で使われる用語の共同体とは何かについてを考えました。

 

コレも【保育のそもそも】です。

 

保育業界ではこの数年でよく使われるようになった共同体という言葉ですが、「そもそも」どんな意味があるのかを考えた後、「保育」ではどういった意味合いで使われているのかを検証していきました。

 

まず「共同体ってなんだろう」共同体の要件を考えました。

 

次にその要件を満たす共同体をあげてもらうと沢山ありました。

 

なかには、

【居酒屋さんの常連】というのは共同体といえるのではないか

というような面白い意見も出ました。

 

それに対して

「ただ常連と言っても、それぞれが店に行く曜日が異なって顔見知りでなければ共同体ではないのではないか」

というような意見もあったり、となかなか面白い意見が出てきました。

 

「横のつながりがなくても、そのお店がピンチになった時に駆けつけるという点では共同体的だよね」

などという話をして共同体についてのイメージをそれぞれがある程度持った所で、

 

クラスという共同体について考えました。

 

全員が同じことをするのが共同体なのか、

それとも・・・・

 

というような内容であっという間に時間は過ぎました。

 

ディスカッションなどで参加者が楽しみながら、深いところまで考えていくというのを目の当たりにすると研修をしているこちらも更に色々と考えることが増え、一方的に【教える】というのとは異なる研修の良い所がみえてきます。

また、結論が正しい1つに集約できるわけではないのでそれぞれの参加者が色々な思いを胸に抱ける研修というのが特徴になっています。