学生が園を評価するという課題

【園を評価する、という授業】
先日FBで、園の評価スケールの話が出ていて思い出したアメリカ時代の話です。

私の通っていたカレッジでは、保育士免状を取るためのコースの中で、保育園に見学に行ってその保育園を評価するという課題がありました。
評価は、アメリカで一般的に使われている評価スケールのECERSというものをつかって行います。(もちろん評価スケールの良い点問題点も教えられます。)

結構昔なので詳細は忘れてしまったのですが、「どんなおもちゃがあるか」、「どこにあるか」、「保育者の動き」、「保護者との関係」、「衛生」、「音楽」などなどなど様々な項目がありました。

それを元にその園の方と【どうしてここはこうなんですか?】というような話をしたり、カレッジに持って帰って話をしたりした記憶があります。

どこの園に行くかは学生が勝手に決めていいので、アルバイトをしている学生はその園で行なうこともありますし(でもなるべく避けてと言われていた)何もつてがない場合はカレッジの先生が紹介してくれます。
(紹介してくれるところは、クオリティがある程度以上の所で、見に行く価値が多少なりともあるところ。)

そういう視点で園の設定や人を見ることで学べることがたくあんありました。
評価チェック表で、余りスコアが良くない点に関しても、「あえて〜していない」ということを理由とともにはっきりと述べることができる園もあれば、「まあね〜ずっと昔からないの(しないの)」というような答えのところもあります。
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こういう授業や課題は日本ではあるのかな?
私は日本の養成校出身ではないのでよくわからないのですが今までそういった話は聞いたことがないのですけれど、大学院とかに行けばやるのかな?

アメリカの園は人的時間的に余裕がある!
なんてことは全然なくて日本のように忙しいですが時間を割いて学生を見てくれるメンターが多かったです。
日本と異なる(かもしれない)のは、カレッジから就職するのがその同一地域にある園になることが多く「自分の面倒を見てもらったから、同じカレッジの後輩にもおなじようにしてあげよう」とかっていう気持ちになりやすのかな?と思いますがどうでしょうね〜。
アメリカでもたくさんの地方から人が集まってくるような大学だとまた雰囲気がちがうのかな?!
どうだろう。