日本で、一時期より落ち着いてきた感もある?!
もしかしたら一時期よりも一般化してひどいことになっていっているのかもしれないけど・・・。
レッジョエミリアの保育
「本当にわかってるんですか?」というつもりは全然ない。
レッジョ本場での保育は日々進歩しているだろうし、あちらもあちらでいろいろ大変そうだし。
ただ、イタリアのレッジョ以外の所でレッジョ風の保育をするということについて、
日本の保育園ではしっかりと考えがあるのだろうか。
(そもそも何を持ってレッジョ風とみなすのかがよくわからないけど)
どうもそうは見えない。
良心的な園は「レッジョから学べることがあるかもしれないから。」「ここでならどうできるかな。」位な温度でいるように思う。そしてこのスタンスはレッジョ的でもあると思っている。
不思議な園になると「レッジョから影響を受けています。」「レッジョを取り入れました」「園長はレッジョに行き、研修をして、取り入れました」などとはっきり表明しているのに、何がどう?どうやって?が全く表明されていない。
判るのはレッジョでも使っているモノがあるとか、アトリエと名のつくところがある、とか、地域と共にあります、そんなことだけだ。「英語の時間」「体操の時間」と並んで「レッジョの時間」という時間があるカリキュラムを見た時は卒倒しそうになった。
「レッジョ」と施設のHPにかいてあるとアクセス数が上がるらしい。
個人的には、保護者よりも多分保育者や研究者がアクセスしているのではと踏んでいる。
そうすると問い合わせが来て、見学者がきて、なにかの役に立つらしい。
保育者確保になるのかもしれないし、研究者が来る園ということで保護者にいい顔ができるのかもしれない。取材が来るのかもしれない。
「いろいろ戦略的にやらないと」。わかる。それはわかる。経営とかあるもんね。
でも、結局は内容が伴ってないと離職者が増える。「あれ?レッジョって言ってたのにな?」と。そして、研究者も離れていく。「あれ?どこが?」って。
それでも、
「つながりができるから良い。」
「研究者にアドバイスもらって、直してもらえばいいから。」
ここまで来ると開き直りも甚だしい。
実践研究のために来ている研究者に、
保育のやり方を教えてもらうって・・・ヲイヲイ
めっちゃポジティブですな。
でも、ホントの所そういうところが結構な数あるんじゃないかと思っている。
レッジョの〜って言っている園は多いもんね。最近。
レッジョという名前は出さないでレベルの高い実践をしている園がたくさんある模様。
そしてそういう園は、取材とかも余り受けたくなかったりするんだよね。
だってちゃんとやってるんだもん。
そんなことに時間を掛けてられないよね(笑)。
それならドキュメンテーションづくりとか、対話会議でもやってるよな〜。
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