ドキュメンテーション講座 全4回終了

ドキュメンテーションの研修、合計4回を終えました。
「やっと4回めで、気づいたことがある〜!」と参加者の方がおっしゃっていたことがとても印象的でした。
1回目の時に説明したことが、2回目3回目を経て初めて腹落ちしたということでした。

実際に作成等をしていくに連れて、これって実は「難しい」という感覚が出てきたようでそのプロセスが興味深かったです。

もともと「簡単」とは思っていなかったはずなのですが、一旦作ってみてそれを共に見直していく過程で、自分が見ていないものや、自分が切り取らなかった子どもの動きや言動、派生、そういったものに気が付き「作成技術の問題だけではなくて、子どもを見る目の問題をかんがえることが大切なのか〜!」と気がついたようでした。

ドキュメンテーションは、日記やお知らせとは違うということを意識し過ぎる余りに、何もしなければ成長はありません。

「出来上がりが結果的に日記風になってしまったり、お知らせになってしまったりしてもいいからとにかくメモをとったり写真を撮ったり、子どもの姿を追っていけばいいんですよね!!」という言葉が頼もしく感じました。
仲間の保育者たちに読んでもらうことで、徐々にブラッシュアップしていけるでしょう。(ほんとうは継続的にアドバイスをするスタッフなどがいるほうがいいんですけどね‥‥)

ワインやビールなど好きな飲み物を片手に、
思う存分質問や疑問を話していただき私と、デザイン教育担当のネモトにも新しい気づきをもたらしてくれる会になりました。