「がーんばれ!がーんばれ!」の悲劇?モンダイ

うちのまわりに、は小学校や幼稚園、保育園が点在していて、

時々、運動会の練習などで学校、園の方から大きな音量の放送が聞こえてきます。


そこで先生とその難関?を既にクリアした同級生あたりが言う「がーんばれ!がーんばれ!」の、あの妙な節の声援が聞こえてくるといつもなんだか嫌な気持ちになっていたのですが‥‥‥。自分が子どもの時から好きじゃなかったこの掛け声。


今日それを聞きながらボーっと考えてわかった。嫌な理由。


【お前、おれらと違っちゃってるからがんばって同じになれば】


的メッセージだからなんだなぁと。


「頑張ればこっち側来られるぜ」みたいな。


究極の同化したい意識というか、差別意識というか、同じであることをよしとしたい、

というメッセージなんじゃないかとか思ってしまった。


だからこの妙な節付きの応援をされたことがある人たちが、この声援について「ありがたくなかった」とか言うわけか。ほっといて欲しかったとかいう人も結構いるよね。


「がーんばれ!がーんばれ!」=「おまえはちがうからだめなやつ」 って聞こえててもおかしくない。


ちなみに運動だけじゃなくて給食とかでもこの掛け声をかけられてる場合があるようですけれども、本当に食べてる方としては迷惑だろうな〜。


だってそもそもやりたくもないこととか無理なことをやらされて(やらざるを得ない状況に追い込まれて)そんなへんてこな全体「応援」をされてるんだから。


やりたいことをやってて、通りすがりの近所の人が【お、がんばれよ】とかいってくれるのとはわけが違うんだなぁ。言外の意味がさ。


習熟度別編成において泳げない子たちばかりのチームの中で、

ちょっと泳げるようになった子を泳げないチームの皆で応援してる姿と、

泳げないこのチームを泳げるチームの子達が「ガーンバレ!ガーンバレ」で応援するのは意味が違うだろ〜とね。


ちなみにこの例でいう前者の場合、「がーんばれ」はあの変なフシがないことが多いんじゃないかと思う。心がこもっていて、おつとめじゃない感じがある。


あの節にはなんか別の意味があるでしょう?!