保育とリサイクルといえば、レッジョのレミダなど有名になりつつありますね。
ところで、エコの合言葉といえば
3R
Reuse
Reduce
Recycle
ですが、
最近ではUpcycleという考え方が見られるようになってきました。
(Rではないんですが・・・)
別名creative reuse創造的再利用や、repurposing再目的化などというようです。
(和訳は私が勝手にしたものですので別訳もあるかもしれません)
リサイクルといえば、再利用というような感じですがアップサイクルは、元々の素材の価値よりも更に高い価値をつけようという考え方です。1994年くらいからこの言葉の使用は始まったようです。
先日、近所で開催されていた展覧会をみてきました。
いわゆる再利用素材のものを色々見てきましたが、ここに展示されていたものはずいぶんと趣が違いました。かなり価値がUP↑UP↑なものが多かったです。中でも面白いなと思ったのは、写真の作品でした。被写体に、廃棄物自体や、廃棄物の集積所を選んでいたり、メッセージ性もありかつ写真作品としても成立しているもので「リサイクル」のイメージが変わりました。アート作品として値段をつけるとかなりの値がついてもおかしくないようなものが並んでいました。
今回の展覧会では、upcycleの深い可能性を見せてもらった気がしました。
作品群は、「産廃物が作品を作るための素材にもなる」と認識をさせるだけではなく、recycle,reuse,reduceなどの様々な環境保全活動の啓蒙にも利用されるツールになりそうな気がしました。
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