どんな写真を撮って、どう使うか

慣れるまで、時と場合が許せばどんどん撮ればいいと思います。

その後、それらの写真を使って何をするのかをはっきりさせることが大事です。目的が何なのか。

 

例えば、

年度初めに保護者に向けて、「子どもたちはこんな風にランチを食べていますよ」と知らせたいならば、食べている全員が入るような写真だけでも伝わるかもしれません。

「学び」がどうのこうのではなく、「お知らせ」だけの機能でも、保護者は安心しますしビジュアル情報はとっても有効です。

 

でもそこに、

「隣の子と会話を楽しみながら食べる子どもが増えてきました」

という、子どもたちの成長もあわせて伝えたいとしたら、もうちょっとアップの複数名の写真も欲しいですね。こういう内容であれば、ちょっと深い子どもの成長などにも言及できますね!

 

 

「スプーンの他に、お箸を使う子どももいます」

というようなことを伝える場面であれば、手元の写真だけでも伝えられることがあるかもしれません。

 

伝えたいことに「誰が」や「表情」が重要ではない時に顔まで写っている写真が必要でないことも多いです。

 

「こういう過程を通って、こんなことを学ぶことがありますよ」ということを発表したいのであれば、無駄に注意をそぐような情報を落として注目させたいことだけを見せる、述べることでいい効果が現れることもあります。

 

自分の子が写っているかどうかにアテンションを向かせずに、クラス全員に見て欲しい事などには、この様は手法が効果的です。「逆に誰も見ないんですけど‥‥‥」という悩みもあるかもしれませんが、それは「宣伝」で乗り越えたらいいと思います。

「今日のドキュメンテーション見て下さいね!おもしろいですよ!」と。

他にも方法はあると思いますけどね!