雑記的な。
保育園がうるさいというクレームがたくさんあるようですが。
要因はたくさんありそうです。誰がクレームを入れているのかなど統計を知りませんので適当に思いつくまま書きます。
*今までは昼間家にいなかった人たちが家にいる時間が増えた。
(昼間の集団の子どもがうるさいと知らない旧猛烈会社人的リタイア層が多い。昔は家にいた主婦層は外へ働きに出ている。)
*家にいる人が増えた(所謂ニート層?)
*保育園を新設した場所が住宅と近接している
*もともと保育園がある周りに住宅を建設してそこに人が住んでいる
*子どもより保育者が異常にうるさい(不必要な盛り上げ、注意)
*子どもが必要以上にうるさい
*子どもの絶対数が減って子どもの声に耐性のない人が増えた
公園周りがうるさいというクレームについて
*保育園設置の折、公園を園庭の代用にしていい、というルールが有るため公園へ出かけることが増えた
などという理由が考えられると思うのですが。
ツイッターなどを見ると、この子ども世代に支えてもらうんだから高齢者は文句をいうなとか年金返上しろとか色んな意見があるみたいですけど。
もうひとつ大きな理由があるのかな?と思うのは
「人と地域の関係性の希薄さ」。
保育現場側としてはできることもあると思うのです。
(保育者が声を小さくとか保育を変えるというのは今日は割愛)
まず、近所と仲良くなる。
保育園を『開かれた保育園』にすることは難しくてもこちらが出かけることはできる。必ずしも子どもを連れて行く必要はない。
例えば、行事をする前には園に面している住宅をまわって『ちょっとうるさくなりますけどよろしく〜』みたいな挨拶をするとか、『今度焚き火しますんで煙出ますけどよろしく〜』とか。不在なら手紙を入れてくるとか。
あとは、お餅つきしたらお隣さんにはお餅配ってみるとか。
植物の種を多めにミニポットに植えて、みんなで育ててもらえるように苗を園の外玄関脇においておいて、お持ち帰りしてもらうとか。
こんな取組みはしていましたよ。
わたし個人的には、昼は周辺の飲食店はずいぶん食べ歩きましたし、夜も小さな地元のお店を飲み歩いたりしました。お散歩中に飲み屋さんのママや常連さんと会うとなんか新鮮でしたけど(笑)
商店に子どもとのお散歩の途中にたちよったり。
こういうことは自然にしていましたが、自然に立てた戦略だったんだなとおもいます。
食べ歩き飲み歩きができるほどの賃金をもらっていないと言われればもうそれは「すみません」というしか無いんだけど、だったら現場の先生じゃなくて園長やオーナーなんかはそういうことに少々のお金や時間を使ってほしいなと思うのです。
『そんなことしなくてもだれでも保育園幼稚園には最大限の敬意を払うべきだろ』と言われたらそれはそうですね、ごもっとも。としか言えませんが卵が先か鶏が先かで、うまくいくサイクルをどっかのタイミングで作っていかなければ。
社会が変革しているならば、園だって戦略的にならなければならないと思います。『前は文句言われなかった』っていうのは『こっちは何ら変わってません=周りの環境に合わせる努力していません』と言ってるのと同じだから・・・。
こんなことはどの保育園幼稚園ももうやってるよ!なことなのかもしれないですがそこだけで成立している「内向きの園」も多いんじゃないかなとおもって。。。
少々の提言。
では。
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