コレはなかなか由々しきモンダイですけど面白いモンダイでもあります。
ある方は「保育園、幼稚園は日本の年中行事伝承の最後の砦だ」と言っているとかいないとか。
コレはどういうことかというと、小学校以上になると学校での行事が少なくなり地域での行事も昔に比べて減少。家庭で行事を行うことも激減しているからということ。
え、え、え、でもまって。
減少中っていうことは、みんながおしなべて必要ないって考えてるんじゃないの?(理由が予算がない、とかだとしても。)
乱暴なことを言ってしまうと、消え行く風習は消えて、残るものが残る。歴史上消えた風習多々ありますよね。そうならば仕方ない。
(個人的にはお盆の時の精霊馬、家のあたりでは絶滅しましたが好きだったのでいつか復活させたいなと思っています‥‥‥。)
冷たく聞こえるかもしれないけど、「年中行事は消えてほしくないけど家では・うちの地域ではやりません。」それを保育園幼稚園に押し付けてきたりするのはおかしいんじゃないかなあ。
「やれません」でも同じことかなと思います。
以前は家庭環境があまり良くなくて、家では行事をしないだろうから養護の観点から「やってあげないと」っていう考えがあったのはわかりますが、今は果たしてそうでしょうか?
行事を家でしないのは家庭の判断であって、家庭環境の良し悪しは関係がないことも多いのではないでしょうか?
そうすると園での行事のあり方も変わるなと思うんですよね〜。
「(行事を知ってほしい(?)という)先生たちの思い」は置いておいて、なぜ行事を園でするのかを考えたほうがいい。まさか行事がないと一年中、園で何をしていいかわからないなんてことないいですよね・・・。
私は、園が最後の砦を担うのを押し付けられるのではなくて能動的に最後の砦を引き受けて地域と共同で行事をやりたいなら復活させていけば面白い取り組みになると思っています。
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