まあまあ大きな集団での話。
ランチやおやつの時間に、「いただきます」。
みんな揃っていただきますを言うことについてどれくらいの保育園、幼稚園が考えているかな〜。
何歳の子どもからしているのかな?
コレについてはいろいろな意見があると思うんですけど、
私は「他の人と一緒に食べるのが楽しみ!」っていう気持ちが芽生えてその気持ちが「目の前のものに触っちゃいたい!食べちゃいたい!」という気持ちより強くなった頃からするのが自然なのかなと思います。
待ち時間を、周囲の人たちとのおしゃべりで潰せるようになったらでいい。誘い合って食べられるようになってからで。お喋りではなくてちょっかいを出しあったりするような段階ではまだちょっと早い。
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ただ、単純に「静かにできるかできないか」という観点から言えば、訓練(?)をすれば0歳児の頃から「静かに待つ」っていうことは出来るみたいなんですが、そういう教室はピリピリしていて怖くて子どもが周りをきょろきょろ見て怒られないかどうかに一番神経をすり減らしている環境だな〜という印象があって苦手です。
多くの場合、
*保育者の怒号や、
*「まだ、まだ、まだだよ〜。手はお膝だよ〜。」の無限ループがきこえてくる‥‥‥。ひどいと年間ループする(笑)
*保育者がつきっきりでゴキゲンをとりつづけて子どもの視線が大人にロックオンされている。食べ物に目が行かないように・・・。
子どもの視線は、なるべく他の子ども達や、興味のあるものに向いていてほしいなあと思いますが。
保育者がたくさん注意・怒らなくてはならない環境や目標=間違っている、ということは非常に多いです。
「毎日同じことを怒るの、やだ!」と言っていたり、
「なんで毎日同じ所で注意したり怒ったりしているんだろう?」
とおもったら、まずは、子どもじゃなくて大人側の「環境と目的と目標」を反省するべき。子どもに責を負わせるべきではないですよね。
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本当は、おなかがすいたと思ったら食べるっていう選択肢があって、その中で、自分が一緒に食べたい人がいたら誘って食べたり、一人で食べたくなければ「今はあまりお腹すいていないけど、今一緒に食べちゃおう!」とかそういう事を考えて、自分がどうしたいかとか自分の身体と向き合って、感じられるようになると自分のことを知れるようになっていくんじゃないかなと思います。
放任でいいと言っているわけではなくて、ある程度の幅の中で自分の裁量を認めるっていうのが一番子どもたちが自分自身と向き合えるのかなと思ったり。
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食欲と睡眠欲って子どもにとって大事な生理的欲求なんですが、睡眠欲は余り「ダメ!」とか「今じゃない!」と制限されることがないのに食欲はものすごく介入されるんじゃないかなって思っています。
睡眠取りたい・・・かわいそう
食べたい・・・・・はしたない
みたいな価値観なのかな?なんだろう?不思議。
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年少くらいになって、他の子どもと一緒に頂きますをするようになる頃、
教室で子どもたちから、「まだ!」「手はお膝!」「あ〜!○○ちゃん、スプーンに触っちゃダメ!まだだよ!」なんていう相手を制するような声があがってきて、「もう!うるさい!人のことはいいから自分のことをして!」と、大人がイライラするならば、まずは自分が言わないことですね(笑)
こういう風に言わなくても、クラスは問題なく運営できるものですよ。
こういうセリフ(風潮)から、クラス内でのトラブルやいじめ様の態度に発展していくんですよね。全体がこうするのが当たり前でそこから外れたら悪、という事を暗に言っているわけですからね。
こういう言葉が蔓延するクラスを作りたいかどうかっていうこと・・・。
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