子どもの性差について感じていること

性差についての研究は沢山あるけど0歳から集団の子たちを性でわけたり「女らしく男らしく」とかいわないように慎重に配慮をして見ていると就学前には絵や平面的な制作物には、あまり性差って見られないようにおもう。もちろん描く内容は違うけど、描き方とか道具のチョイスはそんなに変わらない。個人差はあるけど男女差が見られない。

でも別環境(男女で活動を分けたりしているような)で生活している子達を見ると、絵や制作物に性差が結構あったりして興味深い。

ごっこ遊びも3歳位までは余り変わらないようにおもいます。

結構小さい時から男女で興味の大小があるなあと思うのは積み木遊び。両者とも積み木では同じくらい遊ぶのですが、遊び方が違うなというのが観察の結果見えてきたことです。上の方へ高さを追求するか平面的に遊ぶかという差があります。

私の個人的な分析だと、女の子は積み木もままごとのように物語をつけて遊ぶことが早い時期から始まり、男の子は物語をつけないで遊ぶ時期が長く続くように思います。

男女差は生来のものもありますが、環境によってもたらされるものもあります。私は環境によってもたらされるものは、なるべく排除をして男女ともに不当に興味の対象を狭められないようにしたいと考えています。