「表現活動」ってよく言われます。
もうちょっと厳密に分けると、表現活動には身体表現とか造形活動とか音楽表現とか色々種類があるのですね。
そして、子どもが表現活動をする時、
ほとんどのおとなはその結果を評価します。
過程ではなくて結果を見ます。
プロセスは軽視もしくは無視されます。
ですから、園で表現活動の一端を見る機会があるおとなたちには、見る前に説明をします。
「何を見て、感じて欲しいか。」
これは子どもによって異なります。
これを繰り返していくうちに、結果至上主義だった親御さんがプロセスを見てくれるようになります。
「うまいかどうか」「きれいかどうか」
こういう評価は一番不毛。
そもそも、評価されるために作ったり動いたりしていないのですから。
その上、「きれい」とかというのは完全に主観です。
そもそも、「きれい」なものを表現していないという場合もあるんです。だから、「きれいだね〜」と言われてもムッとする子どももいます。
特に、0,1,2歳位の子の作ったものを見て評価するのは本当に愚の骨頂としか言えません。言い過ぎかもと思いもしますが、本当にこういった評価をされて傷付いている子どもは沢山います。
個人的には評価は、良い評価も悪い評価もしません。
0,1,2歳位の子どもたちは、例えば絵でいえば、「何かを表現したい」とか「うまく書きたい」とかという動機ではない動機でかいていることがほとんどだからです。
どんな動機で書いていると思いますか?
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